EIGA「愛と哀しみのボレロ」「巴里のアメリカ人」「赤い靴」
ここへ来て、いきなり私の本命の映画三本の話になる。コンテンポラン・ダンスをやっている人とか、興味があって見ている人は絶対に忘れられない映画は、ルルーシュの「愛と哀しみのボレロ」。ラストに近い場面で、パリ・シャイヨー宮の中庭でベジャールのボレロをジョルジュ・ドンが踊る。バックはエッフェル塔。エッフェル塔の上では、ジェラルディン・チャップリンが歌う。ラベルのボレロ。ジョルジュ・ドンはヌレーエフの再来と言われたダンサー。ヌレーエフが、ボリショイ・バレー学校で入学試験の審査をしているところ辺りからはじまり、ヌレーエフが空港で西側に亡命する場面。そして、パリ・ガルニエ・リハーサル室でのパフォーマンス。
ナチ占領下、パリ凱旋門をナチの軍楽隊が行進する。先頭で指揮をするのは後のヘルベルト・フォン・カラヤン。ルーブルン宮の前で街娼にからかわれる。パリ・フォーリーベルジェールの楽団の男女が貨物列車に乗って逃げる、二人の間に出来た乳飲み子を貨車の隙間から落とす。その子が後にジョニー・アリディーとなる。
断片的な物語が次々に連なる。戦後NYのカーネギーホールで、カラヤンの演奏会がある。
切符は売り切れ。客席はガラガラ。全てユダヤ人が買い占めたのだ。
「巴里アメ」は次回。
jimma090531
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