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EIGAフランコ・ゼッフィレッリ

先日ルキノ・ヴィスコンティの「夏の嵐」をTVでやっていて、助監督にフランコ・ゼッフィレッリの名前を見つけた。

ゼッフィレッリの名前を最初に知ったのは、オペラの装置家としてだった。或いは、映画「ロミオとジュリエット」の監督としてだろう。

そして自伝「フランコ・ゼッフィレッリ」を読んで、その興味深い半生を知ったのだった。

フィレンツェ生まれ。フィレンツェにはイギリス人がたくさん住んでいたため、英語をしゃべれる若者に育った。これが、後に世界的な芸術家になるために役に立つ。

夏休みに友人と自転車旅行に出かける。ナポリ駅近くのホテルに泊まり、少し離れた郊外の修道院に出かける。夜、連合軍の空襲がホテルを襲い、全焼し、たくさんの死者が出る。その日修道院に出かけていなければ、そのとき焼死していたと書いている。

連合軍がすぐに上陸してくる、英語が出来るフランコは通訳として雇われる。

そして、ヴィスコンティーとの出会い。彼らは相思相愛の仲に・・・・・・・・・。ローマのヴィスコンティの豪華な家に住み、白いスポーツカーを乗り回す。マセラッティーかフェラーリだろうか。

「白夜」には載っていなかったので、「夏の嵐」ぐらいから助監督として一緒に映画をとる生活。平行してオペラの演出・美術を手掛ける。ヴィスコンティがオペラを演出していたのは、映画を撮るより前で、その分野に道をつけたのは、監督に違いない。

オペラ「椿姫」を映画にしたものは見たが、カメラワークに懲りすぎの感はあった。「ロミジュリ」も甘いロマンチックものに仕上げている。

愛情表現が流れる感覚、とりとめのない流動性を感じるのは、バイセクシュアルの感性なのだろうか。ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」も「「家族の肖像」もなにか取り留めのないエンドレスな感性を感じてしまうのは、わたしだけだろうか。「山猫」は違ったが・・・・。

ゼッフィレッリの南イタリアの別荘には、テネシー・ウイリアムズやライザ・ミネリもよく行っていたという。「愛」を描くのは、「愛」の世界に生きるには、そうした現実生活が重要になって来るのだろうか。

jimma090511

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